西宇和みかんづくりの歴史

 西宇和で、温州みかんの栽培がスタートしたのは、明治28年。現在のみかん農家の先代や先々代の方々が山を耕し、そこから出る石を積み上げて段々畑を作っていきました。日照量が多く、水はけの良いことがみかん栽培を盛んにしていきます。大戦時に食料増産のため、さつまいもをつくった一時を除き、ずっと続いています。
 一世紀あまりの歴史の中で、最も苦しかったことは、昭和42年の大干ばつです。干ばつは100日近くも続き、「樹だけは助けたい」と農家の人々が水の調達に奔走しました。この干ばつを機に、ダムを造成しての南予用水事業が始まり、共同で灌水や散布ができるスプリンクラー設備が整えられていきます。

さらにおいしく、
安全なみかんをみなさまにお届けするために。

 平成12年には、みかんのおいしさを科学的に分析できる光センサーを導入。出荷したみかんの糖度、酸度のデータがすぐに分かるため「より高品質のみかんを!」と、農家の生産意欲にいっそう拍車が掛かりました。そして今、消費者の皆様に安心して西宇和みかんを楽しんで頂けるようトレーサビリティー(栽培履歴)システムの充実にも力を注いでいます。
 西宇和の山の上に登ると、はるか遠くまで続く美しい段々畑が見られます。そこにおいしく、安全なみかんづくりに賭ける人々の思いがあるのです。

「3つの太陽」の恵みがおいしさの秘密。

 海に囲まれた西宇和の石垣づくりの段々畑は、海辺の道沿いから始まり、「耕して天に至る」といわれるように、急傾斜で山上まで続いています。そこで育つ温州みかんは、空からの太陽、海から反射する太陽、段々畑の石垣から反射する太陽の、「3つの太陽」をたっぷり浴びて育ちます。
 西宇和の温州みかんがおいしいのは、この「3つの太陽」をたっぷりと浴び、水はけの良い段々畑で育つからなのです。
「西宇和」は、愛媛県の南西部に位置し、九州に向かって伸びている佐田岬半島の全域とその付け根部にあたります。八幡浜市・伊方町・西予市三瓶町の2市1町はどの地域も海に面しているのが特徴です。
愛媛県西宇和農協三崎柑橘共同選果部会(三崎共選) 伊方柑橘共同選果部会 磯津柑橘共同選果部会 みつる共撰 日の丸共選 八協柑橘共同選果部会 八幡浜柑橘共同選果部会 川上共選 真穴共選
  •  みかんといえば、冬の味覚。でも実は、様々な柑橘の品種やハウス栽培などのおかげで、一年中何かしらのみかん、柑橘を食べられるようになりました。
     西宇和のみかんには色々な種類のみかんがあり、それぞれに出荷時期と特徴があります。